학술논문 > 어문학 > 언어학
일본 요괴 형상의 여성성 -미즈키 시게루(水木しげる)의 요괴화를 단서로 하여-
김용의  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 331~352페이지(총22페이지)
本稿は、日本社会において「妖怪文化」を大衆的に幅広く広めることに、大きな役割を果たした水木しげるの「妖怪畵」を取り上げ、妖怪の女性イメージ(femininity)について論じたものである。 主にサブカルチャの領域において「妖怪ブーム」を迎えた、今日の日本社会の状況を考えると、妖怪に反映された女性性を追究する研究は重要な意味を持つであろう。絵巻物や説話集の挿絵などに描かれた妖怪の姿形を見ると、なぜか男性よりも女性のほうが圧倒的に多いことに気づかれる。どのような理由で女性のほうが多いのか、本稿ではその社会的あるいは文化的コンテキストを明らかにしようと試みた。 本稿では、特に①出産にまつわる妖怪、②醜い容貌に因んだ妖怪、③雨や雪などの気象に関わる妖怪を中心に、日本の妖怪画における女性イメージの全体像をとらえようとした。今後本稿において提示された結論に基づいて、韓日比較という視点から論を深めていきたい。
TAG 미즈키 시게루, Shigeru Mizuki, 요괴화, Yokai painting, 여성성, famininity, 악녀, Evil woman, 변형, deformation
마쓰모토 세이초[松本清張] 연구 - 『박열대역사건(朴烈大逆事件)』을 중심으로 -
한기련  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 307~329페이지(총23페이지)
松本清張の『朴烈大逆事件』に表れている事件のでっちあげと関連した清張の考えと事件の重要人物である朴烈の立場から事件を再照明してみたが、その主な結果は次の通りである。 はじめに、関東大震災の直後に起きた朝鮮人虐殺に日本の軍隊と警察が加担していた事で、国際的に追い込まれていた日本政府が、このような窮地から逃れようと、反政府活動をしていた朴烈をはじめ不逞鮮人を、確実な証拠もないまま、大逆事件にでっち上げることになったと清張は考えていたことがわかった。 今日はこれらのことが定説と受け入れられているが、約60年前の1964年に、こういう作品を残した清張は、時代を先見る優れた眼目のもっていたといえよう。 それから、朴烈に対しての清張の評価は、それほど高くないが、それは朴烈についての情報があまりなかったことと、またその資料でさえ一部分は正確ではなかったことによるものであると言えるだろう。
TAG 朴烈大逆事件, Park-yeol high treason case, 朝鮮人虐殺事件, great kanto earthquake korean massacre, 朴烈, Park Yeol, 가네코 후미코, Kaneko Humiko
오오카 쇼헤이의 『들불(野火)』다시 읽기 -병사의 이동과 등장인물을 중심으로-
우연희 , 신인섭  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 287~306페이지(총20페이지)
大岡昇平の「野火」は、日本の戦後文学を代表する作品であり、戦争という個人的な体験を描いた記録に近い作品として評価されてきた。これまで「野火」は、主人公である田村の心理を中心に、主に戦争や歴史認識、神の問題、自然描写、文体などに関する研究が行われてきた。「野火」には、田村以外の人物、特に多くの日本兵が登場する。にもかかわらず、ほとんどが田村の心理のみを分析対象としていたことに問題意識を持ち、本稿では、テキストの中の人物を中心に「野火」を読み直してみたいと思う。「野火」の中で、田村は絶えず歩いて移動する。部隊から放出された兵士の移動様態を検討することによって、歩くという行為と移動がどのような意味を持つのかを明らかにする。作品に登場するさまざまな登場人物と移動行為の分析を通じて、戦争小説「野火」が持つ意味を明確にすることができるだろう。
TAG 오오카 쇼헤이, Ooka Shohei, 들불, Fires on the Plain, 이동성, mobility, 등장인물, character, 병사, soldier
영화 『큐폴라가 있는 마을』(1962) 에 그려진 재일조선인 이미지 연구
신소정  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 255~285페이지(총31페이지)
本稿は1962年に公開された映画『キューポラのある村』に描かれた在日朝鮮人に注目する。ここに注目したのは、植民地支配とアジア·太平洋戦争に対する日本社会の「共有された回避」が、在日朝鮮人を通じて早い時期から映画に表れているからである。これは当時、左右のイデオロギーと距離を置きながら社会問題について批判的であった社会派映画というジャンルの持つ鋭さとは対比的に在日朝鮮人問題に対して左右に合致した保守性を表すものであった。特に映画『キューポラのある村』は、子どもたちの世界を借りて日本人と在日朝鮮人の友情を描いた早船ちよの原作小説をもとに、両民族の友情を貧困と鳩を媒介にさらに強調することで、その真の友情から日本が在日朝鮮人の北朝鮮帰国事業を手伝うという在日朝鮮人の分離を正当化する叙事を構築した。 映画は、在日朝鮮人の身体を通じて問うことができた植民地支配の責任とその処理に対する問題を、原論的な日本社会の民族差別という叙事で封印し、これさえも在日朝鮮人が差別のない祖国に帰ったほうがいいという...
TAG 일본영화, Japanese film, 사회파영화, social conscience film, 재일조선인, ZainichiKoreans, 표상, representation
일본의 해양문명과 괴담 -배유령 이미지의 원형과 변용을 중심으로-
류정훈  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 237~254페이지(총18페이지)
『絵本百物語』 『甲子夜話』などで知られる船幽霊のイメージは、歴史の敗者としての平家の亡霊に強く結び付けられていた。底なしの柄杓で水を汲むことから、前近代までは船幽霊が滑稽な面をもったものに描かれる傾向があったことも重要な特徴としてあげることがで きる。このような特質は、近代になってからも継続的に現れていた。その一例がノルマントン号事件を題材にした『船幽霊 噂の高潮』である。ここで被害者(日本人)と加害者(西洋人)という構図が作られ、平家のことも作中に言及されている。つまり、少なくとも明治初期までは船幽霊という存在の原型として平家の亡霊を連想するメカニズムが維持されていたと言える。この作品の筆者は、平家の船幽霊にたとえられたノルマントン号事件の日本人犠牲者たちの声に耳を傾ける者として自分を配置することにより、平家の船幽霊という比喩を、不 平等条約という非正義·不平等の是正を求める声へと転用しているのである。国際法上の不平等是正という目的のために、旧来からある怪談の枠組みを援用する、政治...
TAG 배유령, Hunayurei, 괴담, kaidan, 러일전쟁, the Russo-Japanese War, 노르만튼호 사건, the Norman Incident
十返舎社中及び門弟小考
康志賢  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 211~235페이지(총25페이지)
짓펜샤 잇쿠에게는 「제자가 별로 없었다」라고 하는 통설에 이의를 제기하기 위하여, 「짓펜샤 샤추(十返舎社中)」의 회원 및 그 밖의 문하생들에 대하여 전체적으로 거론하는 것을 본고의 목적으로 하였다. 즉, 잇쿠가 주최한 챠반(茶番) 동호회 「짓펜샤 샤추(十返舎社中)」의 멤버 중 「기타가와 쓰키마로(喜多川月麿)」에 대해서는 「겐테 보쿠잔(硯亭墨山)」과 동일인이라는 설을 중심으로 논하였다. 그리고 챠반 동호회와는 관계없는 그 후의 문하생들까지 추적, 『희작자 소전(戯作者小伝)』과 『짓펜샤잇쿠 연구(十返舎一九研究)』를 중심축으로 하는 선행연구를 보충 정정하면서, 알려지지 않았던 제자들까지 발굴 소개하는 것을 본고의 목적으로 하였다. 그 결과 다음과 같은 새로운 견해를 얻을 수 있었다. 첫 번째, 「겐테 보쿠잔(硯亭墨山)」과 「기타가와 쓰키마로(喜多川月麿)」가 ...
TAG 門弟, disciple, 茶番, farce, 十返舎一九, Jippensya-ikku, 硯亭墨山, Kentei-bokuzan, 喜多川月麿, Kitagawa-tsukimaro
대학 초급일본어교재의 동향에 관한 일고찰 -일본문화영역 삽입을 중심으로-
주인원  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 193~210페이지(총18페이지)
本稿では大学の教養初級日本語授業で使われている17種の教材に挿入された日本文化領域の素材を分析している。具体的には、伝統·生活·大衆文化領域のどんな素材が導入されているか、及び学習者の関心の高い素材は反映されているか、その適用の度合いについて検討している。結果は次のようであった。一つ目、各素材別の挿入頻度は、言語>年中行事>旅行(a)>食べ物>マナーと習慣>旅行(b)>交通>貨幣>行政区域>住宅の順であった。二つ目、学習者の関心度が高く、これに比例して教材内の挿入頻度が高かった素材は言語、旅行、食べ物の素材であった。三つ目、学習者の関心度は低いが、これに反して教材内で挿入頻度が高かったのは、年中行事、行政区域の素材であった。四つ目、学習者の関心度は高いが、これに反して教材内で挿入頻度が低かった素材は、メディア(大衆文化領域)であった。先行研究で明らかになっている学習者の関心要素が17種の教材に複数導入されていることが分かり、大学の教員らが、これら素材の学習必要性を認識していることが...
TAG 대학 교양 교육, liberal-arts education at universities, 초급일본어교재, basic textbooks for Japanese language university classroom, 일본문화영역, Japanese culture part, 학습동기, Learning motivation, 교재 분석, Analyzing textbooks
韓国の日本語教育におけるm-Learningに 関する研究 ーiOSアプリを中心としてー
尹楨勛  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 173~191페이지(총19페이지)
본 연구에서는 스마트폰 앱 등을 활용한 일본어 교육에서의 m-Learning 연구가 많이 이루어지고 있는 가운데 선행연구에서는 일본어 교육을 위한 정보를 제공한 연구가 별로 보이지 않는다는 점을 지적하고, 윤(2014)의 연구에서 대상으로 한 안드로이드 계열 앱 이외에 iOS 계열을 대상으로 일본어 교육용 앱을 조사하여 현황과 과제를 밝혔다. 그 결과 윤(2014)의 연구결과와 비교하면 사용언어, AI 기술, 멀티미디어의 3가지 측면에서 진화한 것으로 나타났다. 그러나, 일본어 앱의 과제로서는 상대적인 결과이며, 한층 더 기술 혁신과 적용을 통해, 학습자를 지원하기 위한 연구가 필요하다고 생각된다. 본연구의 의의는 이하와 같다. (1) 윤(2014)의 연구를 근거로 해 iOS계의 일본어 앱까지 조사·분석을 통해서, 일본어 교육을 위한 일본...
TAG 韓国, Korea, 日本語教育, Japanese Education, m-Learning, スマートフォン, Smartphone, アプリケーション, Application
일본 취업 희망자의 이문화커뮤니케이션 능력 배양을 위한 기반 연구
신원선  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 155~171페이지(총17페이지)
韓国では就職難が続いており、大学を卒業してから、日本で仕事を見つけ移住する若者が年々増えてきている。しかし、3年以上のキャリアを達成できないまま途中帰国してしまう例も少くない。その原因の1つに日本の企業や生活における文化の違いが理解できず、組織や周りに馴染めなかったことが挙げられる。本研究ではその点を改善するためには日本への就職を準備する段階で、言語教育と並行し文化に対する教育が伴われるべきであると考えた。そこで、「外国語の学習において言語能力を含めた文化に対する理解と、他文化に属する人たちとの相互作用を調整できる能力」を「異文化コミュニケーション能力」と定義し、これを育成するための教育方法を提案した。まず、先行研究を参考に、1) 段階的かつ複合的な導入、2) 自文化に対する省察と他文化との比較、3) 日常生活や職務現場を反映した課題遂行といった異文化を導入する方向性を決めた。それに基づいき、実際、日本のIT分野に就職するための準備プログラムで使われている教材を用いて授業例を示した。今後、...
TAG 일본, Japan, 취업, employment, 청년실업, youth unemployment, 이문화커뮤니케이션 능력, Intercultural Communicative Competence, 문화교육, education on culture
「たり(して)」「たりとか(して)」による言いさし表現 -NUCCの用例分析を中心に-
염미란  한국일본어문학회, 일본어문학 [2021] 제88권 135~154페이지(총20페이지)
본 연구는 병렬조사로 알려진 「たり」에 의한 중도종료형 표현에 대한 고찰이다. 名大会話코퍼스(NUCC)를 활용하여 「たり」의 용례를 수집하고, 발화에 사용되는 사용양상을 조사하였다. 특히, 본 연구는 문말에 단독으로 사용된 중도종료형 표현에 주목하여 각 형태의 의미를 고찰하였는데, 그 결과는 다음과 같다. 첫째, 단독사용의 「たり」는 문말에 출현하는 경향이 높게 나타났다. 둘째, 사용빈도에 따른 형식패턴을 a.たり, b.たりとか, c.たりして, d.たりとかして, e.たりする, f.たりとかする로 분류하여 제시하였다. 셋째, 그 중에서 문말 단독사용의 중도종료형 표현인 a,b,c,d를 중심으로 의미를 고찰하여, a.たり는 종조사적 용법, b.たりとか는 강조용법, c.たりして는 극단적 예시라는 X부가형 의미 특징을 제시하였다. 또, d.たりとかして에 대해서는...
TAG 言いさし, unfinished expressions, たり, tari, たりとか, taritoka, たりとかして, taritokasite, NUCC, Nagoya University Conversation Corpus
  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20