분야    
발행기관
간행물  
발행연도  
발행기관 : 한국일어일문학회 AND 간행물명 : 일어일문학연구3146 개 논문이 검색 되었습니다.
시가 나오야(志賀直哉)의 조선(朝鮮)인식 - 1920년대 작품 속 조선 이슈를 중심으로 -
김선영 ( Kim Seon-young )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2021] 제116권 213~228페이지(총16페이지)
志賀直哉文学の朝鮮に関わる研究は韓国内には皆無といっていい。本稿ではまず志賀が朝鮮に関してどのように描いているのかを把握し、その意味について考えてみたいと思う。志賀は朝鮮に訪問したことがない。したがって、韓国の昔からの暖房文化であるオンドルを体験したことがない。しかし、<未定稿163~164>にオンドルの機能とその有効性について詳しく説明している。その描写には朝鮮の文化に対する関心がうかがえる。歴史教育に関しても明確な意見を示している。同じく<未定稿163~164>では朝鮮に派遣されてきた教師である主人公が日本政府によって造られた「本統ではない」歴史の本をもって教えなければならないことに苦悩を見せている。『暗夜行路』の閔徳元という人のエピソードは、朝鮮側からは裏切り者扱いされ、日本側からは利用されたあげく見捨てられるという話で、朝鮮の土地問題をめぐる責任を取らない日本の公務員を描いている。また、「震災見舞日記」では関東大震災の直後、犠牲にされる朝鮮の人たちを目撃し、狂い回っている人たちの残虐性を詳し...
TAG 조선, Joseon, 문화, culture, 역사교육, history education, 토지, land, 관동대지진, Great Kanto Earthquake
순사(殉死)와 ‘미망인(未亡人)’ - 나쓰메 소세키 『마음(心)』의 원근법적 구조 -
곽동곤 ( Kwak Dong-kon )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2021] 제116권 229~248페이지(총20페이지)
本稿は、夏目漱石の長編小説 『心』 を新聞連載小説として読もうとする試みである。まず本稿では、 『心』 の連載戦略が明治天皇の未亡人である昭憲皇太后の病気と死についての報道記事と密接に関わっていることを論証する。つまり、皇太后の病と死についての記事を読む読者が同じ新聞紙面に連載されている小説の内容を通じて、皇太后の夫である明治天皇の病と死を想起できるように 『心』 の連載は構造化されているのだ。次に、本稿は明治天皇と乃木希典、そして先生につながる家父長たちの連鎖的な死が、小説内部で前景化されている主題系であると指摘した。最後には、夫たちの死と共に生成される未亡人をめぐる主題系が、天皇の神聖性を中心に形成される大日本帝国の国民的な同一性をその内部において崩壊させていると論じた。
TAG 나쓰메 소세키, Natsume sōseki, 마음, Kokoro, 노기 마레스케, Nogi maresuke, 미망인, widow, 메이지 천황, Emperor Meiji
한일 레트로 감수성 연구 -『올웨이즈 3번가의 석양』과 『응답하라 1988』의 비교를 통해서 -
김화영 ( Kim Hwa-young )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2021] 제116권 249~267페이지(총19페이지)
近年韓国においてレトロ現象が続いている。レトロ現象は、映画をはじめ、ドラマ、音楽、広告など様々な分野で見つけることができる。レトロは、英語「retrospect」の略であり、回想、思い出を意味し、過去と伝統への懐かしさであり、それをリメイクすることを意味する。韓国と比べ、日本でも早くから80年代後半からレトロブームが吹き始め、それを「昭和レトロ」という言葉で指すようになった。昭和レトロは昭和時代を憧れることを意味し、日本の文化全般にわたって影響を及ぼした。韓日レトロ文化を最もよく表現した映像は、日本では映画「ALWAYS3丁目の夕日」(2005年)であり、韓国ではドラマ「応答せよ1988」(2015)だと言われている。興味深いことに二つの作品は、類似した時代的背景と感受性を含んでいる。それから経済成長期の開始の頃といった時代的背景と家族愛と隣人との温かい交流などという類似点を含んでいる。このようなレトロの感受性を介して、未来への希望が両方の映像から垣間見ることができる。
TAG 레트로, Retro, 응답하라1988, Reply 1988, 올웨이지 삼번가의 석양, Always 3rd Street Sunset, 서울올림픽, Seoul Olympics, 도쿄타워, Tokyo Tower
아베정권 지지층의 분석
이이범 ( Lee Rhee-beom )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2021] 제116권 269~288페이지(총20페이지)
日本の安倍晋三前首相は2012年12月再び政権を握った後、7年8カ月連続で在任し、内閣支持率はほとんど平均40-50%台の高水準を維持した。本研究では、第2期安倍政権がどのような理由で長期間高い支持を維持し続けたかを明らかにするため、月例世論調査集計データと2017年総選挙サーベイデータを実証分析した。分析の結果、安倍内閣を支持した有権者は、安倍首相の個人的な政治リーダーシップと人柄、決断力のある迅速な政策推進などの政府運営を高く評価した。また安倍内閣が力点を置いて推進してきた「アベノミクス」と安全保障関連政策にもその支持層の支持は目立った。このような支持層の政治性向は、保守性向の強い政治家ないし有権者のそれとかなり重なっている。
TAG 아베수상, Prime Minister Abe, 아베정권, Abe administration, 일본정치, Japanese Politics, 일본선거, Japanese election, 자민당, Liberal Democratic Party of Japan
일본 데노메(手の目) 요괴의 신체 이미지
김용의 ( Kim Yong-ui )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2021] 제116권 289~308페이지(총20페이지)
本稿は、日本で「手の目」という名前で呼ばれている妖怪を取り上げて、主にその身体イメージに関わる問題について論じたものである。「手の目」とは、その名称に表われているように、手に目がついた妖怪である。言うならば身体の中でも、手と目がセットになって成り立っている妖怪である。このような妖怪は、おそらく日本の多種多様な妖怪の中でも、相当稀なケースに入るであろう。本稿は、「手の目」を事例にして、特に手と目という二つの身体部位の相関性に注目して、妖怪の身体イメージを明らかにしようとした。 近代以前から現代にいたるまで、日本の妖怪画の中では、目が大きな意味を持っている。「目」は、人間を脅かす「妖怪らしさ」を表わすのに、一番適しているからである。絵に描かれた妖怪の目は、目玉が異常に大きいとか、目の数が多いなど、「異形」の場合がほとんどである。本稿は、このような特徴をふまえたうえで、「手の目」を事例にして、特に手と目という二つの身体部位の相関性に注目して、妖怪の身体イメージを考察した。 まず「メナし」「一つ...
TAG 데노메, Tenome, 신체이미지, bodymage, 요괴의형상화, visualization of Yokai, 요괴의 손과 눈, Yokai, s Hands and Eyes, 명명, appelation
COVID-19·일본·문학 - 코로나 소설과 가네하라 히토미 -
김태경 ( Kim¸ Te-gyung )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2020] 제115권 3~20페이지(총18페이지)
現在日本では既に、コロナ小説という用語が確実に市民権を獲得している。まずは、2020年上半期に発表された、いわゆるコロナ小説の全貌を、主な文芸誌を中心に把握する。 コロナ小説は、どのような問題意識と位相から、コロナ19をカバーしているのか。コロナ禍のなか、コロナ小説は、私たちにいかなる思索を可能にし、いかなる新たな可能性を開いてくれるのか。比較的若い作家らの活躍が目立つ中、本稿では、金原ひとみのコロナ小説に注目した。 小説「アンソーシャルディスタンス」は、アン(un-)という否定の接頭辞がコロナ19による「社会的距離を置く(social distancing)」の前に来る。小説「#コロナウ」は、コロナ(corona)が蔓延するナウ(now)を生きる人々の自画像を描く。 小説「アンソーシャルディスタンス」が作家自身これまで繰り返してきたセックスと死というテーマをコロナ禍を介してより強固にしているとすれば、同様に反復してきた不倫という素材を登場させながらも、小説「#コロナウ」はコロ...
TAG 코로나, COVID-19, 사회적 거리두기, Social Distancing, 일상, Daily Life, 관계성, Relatedness, 가네하라 히토미, Kanehara Hitomi
일본 고전 속의 역병과 미신, 그리고 가짜뉴스 -질병과 공동체로 본 일본 사회 서벌턴-
금영진 ( Keum¸ Young-jin )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2020] 제115권 21~41페이지(총21페이지)
本稿では2020年コロナ禍を機に、疫病の流行に伴う信仰や迷信の問題ならびに、流言飛語やフェイクニュースの拡散問題を追及してみた。具体的には日本古典文学資料に見る過去の疫病流行に伴う流言飛語の発生や拡散の状況について調べてみた。その結果、神仏に帰依し、その力で疫病の流行を押さえようとする試みがかつて信仰と迷信の間を行き来する形で行われてきたことが分かった。 迷信の良し悪しはともかく、疫病退散のために行われた様々な試みは当時の人々にとって心の支えになったことが言える。ただ問題は、疫病への無知や誤解、漠然とした恐怖によって生じた様々な迷信や流言飛語が他の人間に危害を及ぼすことである。とくにSNSでその伝播力や拡散スピードをさらにアップした現代の流言飛語、すなわちフェイクニュースの弊害は深刻である。 実際、日本ではコロナ禍を機に様々なフェイクニュースが流されたが、それが外国人を含む特定の少数集団、すなわちサバルタンに対する排斥や差別に繋がってしまった。そして、それは韓国における嫌悪を助長する...
TAG 역병, Plague, 미신, superstition, 유언비어, false rumors, 가짜뉴스, fake news, 서벌턴, Subaltan
코로나19의 충격과 일본경제
이창민 ( Lee¸ Chang-min )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2020] 제115권 43~65페이지(총23페이지)
新型コロナウィルス感染症(以下では、新型感染症)は、最初の伝染病危機から今は明らかに経済危機へと変わった。新型コロナウィルスの拡散初期に日本の水際対策は決して効率的ではなかった。そのため、新型感染症の国内流行が始まった4月に政府は外出制限と営業自粛を伴う緊急事態を宣言した。そのお陰で感染拡大は止められたが、その代わりに経済に甚大な打撃を与えてしまった。 5月25日に緊急事態宣言が解除されてから、日本政府は積極的に景気回復に乗り出した。健全財政に対するプレッシャーを振り切って大胆に財政を投入し、経済活性化に拍車をかけた。7月には新型感染症の第2派が到来したが、日本政府が再び緊急事態を宣言することはなかった。積極的に検査と隔離を行う感染症対策は最後まで導入されず、通常の経済活動を取り戻すための戦略のみが早急に実施されるようになった。アベノミクスの終焉が明白になったことを認識した日本政府の危機感と焦りが現れたと言える。
TAG 코로나19, COVID-19, 일본경제, Japanese Economy, 아베노믹스, Abenomics, 미즈기와 대책, Mizugiwa-Taisaku, 팬데믹, Pandemic
코로나19 대응을 통해 본 국가의 위기관리 유형 연구: 일본 사례를 중심으로
최은미  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2020] 제115권 67~86페이지(총20페이지)
本研究は、日本の新型コロナウイルス危機への対応と主要政策の分析を通じ、国家危機管理の類型化を図る。これまでの研究は日本の新型コロナウイルス対応の不備を前提として、断片的な政策評価に重点を置いていたが、本研究では日本の対応をより具体的に検証し、危機に関する判断及び対応時期(時間の軸)と適用範囲(空間の軸)を踏まえ、危機管理の類型化を図る。その上で、日本の対応方式が「反応的(空間の軸)-消極的·制限的(時間の軸)」タイプの危機管理類型だと指摘する。こうした研究は、日本の危機管理に対する理解を深めるとともに、危機事態への国家対応の類型化及び理論化に寄与することが期待される。
TAG 코로나19, COVID-19, 팬데믹, Pandemic, 위기관리, Crisis Management, 위기대응, crisis response, 일본, Japan
「かもしれない」の意味拡張に関する一考察 - 中国語の“也许”、“可能”との対照を兼ねて -
주맹 ( Zhou Meng ) , 송협의 ( Song Xieyi )  한국일어일문학회, 일어일문학연구 [2020] 제115권 87~107페이지(총21페이지)
진위판단을 나타내는 대표적인 모달리티 형식인「かも しれない」는 사태 발생의 가능성、개연성을 표시한다. 하지만 특정 콘텍스트에서는 기본적 용법인 “가능성”에서 “완곡”, “잠시 양보” 라고 하는 대인 모달리티로 확장된다. 「~けど·が」형식의 종속문에서는 “잠시 양보”의 의미를 나타내며,전후 구절은 역접 관계를 이룬다. 게다가 「ひょっとすると·もしかすると」등과 같은 진술부사와 같이 쓰이여 주절과 종속절의 전후 관계가 모순되는 “잠시 양보1”과, 「確かに·なるほど」등과 같은 부사와 같이 씌이여 전후 관계가 모순되지 않는 “잠시 양보2” 두 가지 의미로 갈라진다. CJCS를 이용하여 검색한 결과, 종속절의「かも しれない」와 제일 잘 대응되는 중국어 표현 형식은 “也许”와 “可能”이지만,“잠시 양보2”를 나타낼 때에는 “也许”로 번역될수 없으며 대부분 “也许”와 대응되지 않는다....
TAG 「かもしれない」, kamosirenai, 「拡張的意味」expansion meaning, 「暫時的譲歩」 temporaryconcession、“也许”, yexu, ,“可能”, keneng“
 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10