분야    
발행기관
간행물  
발행연도  
발행기관 : 한국일본어문학회1541 개 논문이 검색 되었습니다.
『문신』의 영화화 양상 일고찰 -시드 필드의 3막구조를 중심으로-
김상원  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제87권 289~315페이지(총27페이지)
本稿は谷崎の多数の小説が'ワンソースマルチユース'に使用されたことに着目し、原作である小説『刺青』の映画化の様相を考察した。 『刺青』は現在まで計6本が映画化されているが、この中で一番先に映画化された増村監督の『刺青』と一番最近公開された三島由紀夫監督の『刺青』を研究の範囲とした。 まず、原作である『入れ墨』ではシーモア·チャットマンの叙事構造理論を中心に人物と背景を成す事物的要素とプロットを成す事件的要素を調べてみた。2本の映画『刺青』の場合は、小説の叙事構造とともにシードフィールドのパラダイム理論を中心に考察した。 本研究においては、紙面限定で研究範囲を計6本の『刺青』の中で最も最初の映画と最近の映画のみに限定したのは研究の限界といえる。しかし、本稿では谷崎の処女作である『入れ墨』が、彼が半世紀にわたって追求してきた耽美文学が進むべき羅針盤のような小説であり、一世紀が過ぎた現代においても、内面に潜む欲望を引き出すイメージと道具として、その源泉ソースの役割として機能していること...
TAG 다니자키 준이치로, Tanizaki Junichiro, 스토리텔링, Storytelling, 문신, Shisei, 3막구조, three-act structure
조선통신사 필담·창화집 후루노 바이호(古野梅峰) 『藍島唱酬』연구
박찬기  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제87권 317~337페이지(총21페이지)
江戸時代において、第九回目の享保己亥年に行われた朝鮮通信使の訪日の折には、対馬島の書記雨森芳洲と松浦霞沼の仲介で朝鮮使節の製述官及び書記らと日本学士との交歓が日本の各地域の旅先で、様々な形で行われた。 本稿では、古野梅峰『藍島唱酬』(1719)にみる漢文筆談と漢詩文唱酬に焦点を当てて、その具体的な交歓の様子を考察した。 古野梅峰『藍島唱酬』に関する先行研究は、石川泰成氏による「解題及び翻刻」があり、その所在を確認することができる。しかし、藍島の客舘で交した筆談、漢詩文唱和の内容についての考察は見当らない。 古野梅峰『藍島唱酬』(1719)には、45首の漢詩文と3件の筆談の内容が載せられている。45首の内容は、(1)漢詩文贈答を求めながら、相手の優れた文才を賞賛する内容、(2)善隣友好関係を願う内容、(3)先賢に比喩される内容、(4)異国での寂しさを吐露する内容と分類することができるその中、一番多くを占めるのは、23首の漢詩文の贈答を求めながら、相手の優れた文才を賞賛する内容であ...
TAG 아이노시마, Ainosima, 신유한, sinyuhan, 후루노바이호, huruno-baiho, 필담·창수, conversation by writing and exchange of Chinese poetry, 1719년조선통신사, Korean Delegation to Japan in 1719
유진오 계절 연작 「가을」 「봄」 「여름」 창작과정 분석 -일제강점기 조선문학 원작의 저작권적 시점에서-
이명희  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제87권 339~362페이지(총24페이지)
本稿は、兪鎭午文学研究において重要な作品活動と思われる「秋」「春」「夏」という季節の連作に注目する。1939年から1940年にかけて集中的に行われたこの活動が、兪鎭午文学の中でどのような意味を発するのかを探り、連作の主題と関わって同時代の問題点を浮き彫りにする。また各連作テキストにおける発表言語や発表紙の相違の問題を視野に入れ、特定の意図や意味を与えようとした作家の「選択」に焦点を当てる。 兪鎭午が「秋」と「春」を朝鮮半島でハングルで発表し、「夏」を日本語で東京の雑誌に掲載したのはなぜだったのだろうか。そして季節連絡の始まりであった「秋」と第3者の日本語翻訳によって派生したテキスト「秋(日本語訳)」の関係にはどういう関わりがあったのだろうか。つまり翻訳の問題を踏まえるべきであり、ハングル作品「春」の意味や季節連作の最後にあたる「夏(日本語創作)」を総合的に分析しなければならない。 重要なのは、最初から日本語で書いた「夏」というテキストにおいては、これまで無気力で行動に移すことので...
TAG 유진오, Yu-jino, 가을, autumn, , spring, 여름, summer, 양심, conscience
일본 현대문학에 그려지는 '치매'의 표상 연구 -치매에 관한 병리적 서술과 동옹(童翁)패러다임-
정연욱  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제87권 363~380페이지(총18페이지)
日本の「童翁パラダイム」は老人と子供を同一視する文化認識である。これは、認知症の老人にも同じである。日本の「童翁パラダイム」は、中世以後、老人を神の領域に位置させることで神聖性を獲得した。それ以来に認知症老人の異常行動は神の行動として理解された。この認識は、西洋医学が本格的に入ってくる近代に変わる。西洋医学のもとで認知症は精神病の一種であった。結果、認知症の老人に被せられていた神聖性は消滅し、ただケアだけ残ったのである。 このような変化は、人々に認知症患者を隠すようにしてしまった。ここで患者の人間としての尊厳は傷付く。また、ケアする人も同じく罪悪感を感じる。この罪悪感への心の変化が現代文学作品に表われている。 本論文では、『海辺の光景』(1959), 『恍惚の人』(1972), 『長女たち』(2014)を通して考察してみた。その結果、罪悪感への解決策は認知症の老人を再び神の領域に位置させることであった。すなわち、近代以前、祖霊信仰をもとにして成り立った神聖性が含まれた「童翁パラダイム」の...
TAG 치매에 관한 일본의 문화 인식, Japanese Cultural Perception on Dementia, 치매의 병리적 서술과 일본 문학, Pathological Descriptions of Dementia and Japanese Literature, 노인성 치매 표상과 문학, Representation of, senile dementia, and Literature
山中峯太郎の 『コタンの娘』論 ― 敗戦の残影 ―
崔俊鎬  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제87권 381~400페이지(총20페이지)
본고는 야마나카 미네타로가 아이누를 주인공으로 내세운 소설 『고탄의 아가씨(コタンの娘)』에 대해서 고찰한 것이다. 이 작품은 일본사회가 패전의 혼란기에 빠져있던 1947년 1월에 출판되었는데, 작품의 구성이나 등장인물 등은 1940년에 발표한 『민족(民族)』이란 작품과 유사하다. 작가 스스로 서문을 통해서 이 작품이 『민족』의 개작임을 인정하였는데, 그 내용을 살펴보면 일본의 패전 이후의 시대상황에 맞추어 변화되어 있다는 것을 확인할 수 있다. 작품은 표면적으로 아이누와 일본인의 전쟁 이후의 상황에 대해 서술하고 있는데, 그 이면에는 태평양 전쟁에서 패배한 현실 세계 속 일본사회가 직면한 여러 가지 문제점을 은유적으로 묘사하고 있다. 예를 들면 사회 지배층의 전쟁책임에 관한 추궁이나, 패전 이후의 민족의 미래에 관한 고뇌 등을 꼽을 수 있다. 본고...
TAG アイヌ関連文学, Ainu-related literature, 敗戦, Defeat of the Pacific War, 戦争責任, War-responsibility, 戦後復興, Post-war Reconstruction
일본 시코쿠 헨로(四国遍路)의 현재적 양상과 의의
송영숙  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제87권 401~421페이지(총21페이지)
本稿は、日本の代表的な巡礼である四国遍路の現在的様相と意義を考察したものだ。筆者は巡礼を実践する巡礼者を対象にアンケート調査を実施し、巡礼の目的を分析した。その結果、最も比率の高い項目は亡くなられた家族·親族·友人を追慕·追悼する先祖·死者の供養である。これは本来、巡礼の出発点が死子の極楽往生を祈るという点で、巡礼の伝統的意味が現在まで続いていることを示している。続いて大願成就と人生方向の設定、健康と疾病治療、信仰、人間交流の増進、文化観光、トレッキングなどで表れる。興味深いのは、伝統的巡礼の目的である信仰の概念は減少傾向にあり、人間関係交流増進の目的は、特に現代になって新たに追加·強化された。特に現代人たちにとって、四国遍路悠久の歴史と四国ならではの独特の自然環境を結合した宗教文化観光は、エコロジーの概念として未来志向的な価値が無尽蔵であると言える。
TAG 시코쿠 헨로, Shikoku Henro, 설문조사, questionnaire survey, 순례, pilgrimage, 문화광광, Cultural Tourism, 의의, significance
『쇼엔오카가미(諸艶大鑑)』에 보이는 정보와 괴담
고영란  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제86권 3~23페이지(총21페이지)
本研究は『諸艶大鑑』の情報提供による事実性と怪談の虚構性が何を描こうとしたのかを理解し、作品の主題を追求するところに目的がある。研究の結果、まず、『諸艶大鑑』には遊女の情報、遊郭と風俗の情報が示されていたことが確認できた。遊女に関する情報から遊女の美貌、経済的困窮、愛に懸ける変貌した姿が浮かび上がった。また、遊郭に関する情報からは、遊郭での遊びに関する実質的情報を得ることが出来たが、風俗に関する情報は関連遊女を登場させるための装置として理解できるに留まった。一方、『諸艶大鑑』には怪談も描かれていたが、これらからは遊女の怨念、執着など内面の感情を読み取ることができ、さらには秘密、感謝の気持ちなど、単純な現実の観察からは読み取ることができない側面が描かれ得ることが確認できた。したがって、『諸艶大鑑』には遊女と遊郭の現実的な姿、状況など可視的側面は情報によって描かれ、人物の内面的感情や秘密などは怪談によって効果的に描かれていたと言えるのである。
TAG 쇼엔오카가미, Shoenohkagami, 정보, information, 괴담, ghoststories, 이하라 사이카쿠, Ihara Saikaku
유녀평판기의 정보 발신과 기능 -유녀 품평물을 중심으로-
김진영  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제86권 25~46페이지(총22페이지)
本研究は遊女評判記の品評物の形式を中心にその情報発信と機能について考察した。遊女品評は、一見現代のマーケティングでよく使われる商品レビューの内容とよく似ている。女性の性を商品化し、人身を担保にした非人権的行為が市場経済の原理の中で正当化された日本特有の遊廓文化の一端を把握することができた。遊女品評物は遊廓を案内したり、遊女に関するさまざまな情報を発信するなど、遊廓の大衆化と当代の男性読者のニーズに反応しつつ変貌してきた。初期評判物の場合、文学的手法を加味した礼賛一色の形式をとっていたが、以後遊女評判記の批評精神の発露により、遊女品評物には男性中心的な価値観で作られた理想的な遊女とそれに相反する遊女に対するより鋭い品評が持ちあわせている。一部の作品では、遊女の品評に敬語と尊敬の接頭辞を使用するなど、対象遊女への配慮の様子も見られるものの、これは該当遊女となんら関係ある者を意識した修辭であろうと考えられる構成も見られる。遊女品評物が発した情報は初心者向けの案内、まだはガイドブックのような機能...
TAG 유녀평판기, Yujohyoban-ki, 품평, Criticism, 유곽, Yukaku, 정보발신, convey information, 수사학, rhetoric
정보발신매체로써의 슌스이닌조본에 등장하는 유령과 하야리가미(流行神)
최태화  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제86권 47~61페이지(총15페이지)
当時の戯作者と同じく、為永春水も、廓の輝く晴れ舞台だけではなく、裏舞台の暗いところについても十分わかっていた。春水は、人情本の主な読者層である遊女やその周辺の女性に対する教訓として、暴力や残酷な行動など、廓の暗いところを幽霊や流行神などを登場させることで勧善懲悪という名のタブーを作り、男女の恋愛や葛藤などの面白いエピソードの中に入れておいたのである。春水は、火車や幽霊などのタブーとして設けられた装置の蓋然性のために、幽霊だと錯覚させる幽霊人形や当時の人々が信じていた流行神を登場させていた。なるべく(読者が信じがたい)伝奇的要素をはぶいて、あたかも現実でありそうな話でタブーを作っておこうとした春水の試みは、全国的に一万部以上売れていた人情本のマスメディア的特徴とあいまって、幽霊人形を作る泉目吉や江戸の流行神などが全国的な認知度あげるようになる広告の効果も得られ、人情本は、情報発信媒体としても機能していたことがわかる。
TAG 터부, taboo, 유곽, a red-light district, 하야리가미, hayarigami, 화차, higuruma, 괴담, Ghost story
정보·소문 발신지로서의 에도 유곽 -가부키 작품의 예를 중심으로-
편용우  한국일본어문학회, 일본어문학 [2020] 제86권 63~80페이지(총18페이지)
遊郭は、江戸歌舞伎の舞台としてよく使われる。歌舞伎発達過程における遊女歌舞伎の影響や華やかな舞台演出の為である。それにさまざまな身分の人々が一か所に集まる遊郭の特徴は、厳格な身分社会において多彩な登場人物が使えられることで作品創作に容易であったと思われる。本論文では、遊郭を舞台にする歌舞伎作品を、「情報」と「噂」に焦点を当て、その特徴と利用方法について論じた。両者は、流動人口が多い遊郭で生産と消費が行われる共通点がある。「情報」は特定人物の必要性が高いもので、「噂」は不特定多数の必要性が低いものと定義した。そして前者は登場人物が求める目標、後者は登場人物の目的達成に必要な手段として位置づけることができる。例えば『助六』は、曽我時政が助六に身を変え遊郭で宝刀の行方の手掛かりになる「情報」を求める話である。一方 『仮名手本忠臣蔵』の七段目は、仇討ちという目的を達成するために大星由良助が身持ち放蕩という偽りの「噂」を流布する話である。
TAG 가부키, Kabuki, 유곽, Red-light district, 정보, information, 소문, rumor, 요시와라, Yoshiwara
 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10